アメリカで本場のラグタイム①

バブルがはじけて就職難だった当時、御多分にもれず仕事に就けなかった私。大学を卒業して半年位たった後にやっと地元の小さな企業に就職しました。

その頃タイミング悪く?私には非常に大きなチャンスがやってきました。なんと毎年行われている大きなジャズイベントで、私が大好きなラグタイムのピアニストI氏と一緒に出演できることになったのです。プログラムに、私のバンドとその人の名前を見つけた時はどれだけ興奮したことか!!!当時の企画構成を考えてくださったS氏には今でも本当に感謝しています。

I氏はプロであるにも関わらず、とてもフレンドリーで感性豊かな方でした。すぐに親しくなり、I氏がアメリカで毎年出演しているラグタイムフェスティバルに誘われました。

夢のような話でした。日本でもアマチュアで知名度もない私が、アメリカに行かないか?なんて誘ってもらえるなんて。モチロンその時は演奏できるなんて思っておらず、世界のラグタイム演奏者が集結する一大イベントを聴きに行きたい一心でした。

I氏とジョイントしたのは1995年10月、ようやく就職できた直後の出来事でした。翌年そのラグタイムフェスティバルに参加するために就職したての私が10日も休むことが難しいことも分かっていたので、非常に迷いました。でもやはり、こういうチャンスは今しかないと決断し、せっかく就職した会社を翌年、ラグタイムフェスティバルへ行く直前に退職し(今思うと非常に無謀なことでしたxx)、アメリカ10日間の旅に出かけました。

I氏は親切にも空港まで迎えに来て下さり、1人でアメリカへ行く不安を癒してくれました。

ホテルに到着し(実はこのホテルもI氏が用意してくれたもので。。本当に感謝)、早速ラグタイムフェスティバルのプログラムを頂きました。当時はまだパソコンが今のように普及していなかったため、ネットでプログラムを見れる時代ではなかったのでこの瞬間を非常に楽しみにしていました。

アメリカでラグタイムフェスティバルと名のつくものは数多くありますが、なかでも私が参加したスコットジョプリンラグタイムフェスティバルは歴史あるイベントで、ラグタイムの父と呼ばれるスコットジョプリン生誕の地であるセダリアで毎年行われているイベントです。

世界中から集まったラグタイム演奏家達
世界中から集まったラグタイム演奏家達

そこで思いもよらず、I氏の出演するステージにて私もサプライズ演奏することになり(・・ビデオ回していたら、急に舞台に呼ばれ・・・本当にびっくりでした!)、一緒に演奏させて頂いたり、ソロでピアノを弾かせて頂いたりと舞台ごとに演奏させていただきました!!→②へ続く~

 

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