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プロになりたいと思うあなたに

プロのミュージシャンになりたいと思っているあなた。

本気で思っているなら、できるだけ早く東京へ行きましょう。いままで何人も「プロになりたい、音楽で飯食いたい」と私に言った人がいますが、そういう人には必ずそう言っています。すると、なからず返ってくるのが・・「なんで東京?」という言葉。

「プロのミュージシャンがいる中心地だし、プロを目指している人が沢山いるからです」

地方にいる人はなおさら、日本の中心地に行って腕試ししましょう。ちょっと人より出来る楽器が日本全体ではどういう腕なのか試すのです。地方でウジウジああなりたい、こうなりたい、と言っているだけでは夢で終わってしまいます。そして一番サイアクなのは、プロミュージシャンになりたいからと定職につかず、アルバイトしながら地元にいる人。私の周りにも沢山います。厳しいようですが、多分彼らはそのままではプロにはなれないでしょう。だってアクションのおこしようがありませんから。スカウトでも待っているのでしょうかね?(笑)

本当にプロになりたいなら、本当に今すぐに地元を離れて東京で音楽生活をしましょう。日本の中心地なので自分の立ち位置(実力)を確認できますし、ライバルも沢山いるのでやりがいもあるし、売り込みするにもいい場所です。そこで散々自分の実力を試して、腕を上げるのです。

楽器だけもって今すぐ
楽器だけもって今すぐgo!

以前に書きましたが、プロになるには実力だけではなれません。周囲が自分の味方になってくれないとまず難しいです。そこには音楽に対するひたむきな想いや人間性、運や人徳、人脈などが絡みっています。上京したからといって最初からうまくいくことはまずありません。色々落ち込むことも多いでしょう、当然です。でも、みんなそこからプロへの道をスタートさせているのです。要は「あきらめない精神」と「音楽に対する真摯な態度」これが大事です。

一方で自分の立ち位置の見極めも大切です。

私の知り合いは、10年と期限を決めギター1本で上京しました。インディーズですがCDも出しましたし、全国のイオン店舗でのライブツアーもしていましたが、上京から10年経ってまもなく、地元に帰ってきました。彼によると、十分やりきったということでした。これ以上やっても、これ以上の上にはいけないと判断したそうです。今、まさにプロを目指している人には少々厳しい話ですが、現実は厳しいです。しかし、それに打ち勝った人こそが本当のプロになれるのです。

以上を肝に銘じて立派なプロになって欲しいです。

 

環境が変わっても音楽を続けたい?

全国津々浦々、アマチュアバンドは星の数ありますね。

大体の年齢層ってどんなんかな?と思いますが、たいていは10~20代前半の若者たちか、40代後半~のおじさま・おばさまたちのバンドが多い気がします。10代、プロになろーぜ!といって作ったバンド。しかし夢破れてサラリーマンとなったら、優先順位が①音楽 ②仕事 から、①仕事 ②音楽 と逆転してしまいます。

これは当然だし普通のことだと思います。

サラリーマンとして働きながらバンド活動していくって、案外大変で根性がいります。働き始めは仕事で頭がいっぱいだろうし、仕事が中心になるから音楽のことなんて考えるヒマが無くなりますよね。仕事が慣れたら残業もあるだろうし出張も経験することに。そうなったらもう、音楽なんて優先順位は一番下になるかもしれません。それでも私としては、絶対「辞めずに」細々とでもいいので、続けてもらいたいのが本音です。しかし、現実としては男女たいていの人が結婚して辞める人が多く、おのずと20代後半~40代始めくらいの年代でバンドを続けている人は少なくなっているようですね。

ずっと同じようにできたらいいけど
ずっと同じようにできたらいいけど

趣味は無くても生きていける、と言われたらなんにも答えようがありませんが、では自分にとって音楽がどういう立場にあるのか一度考えてみてください。一度辞めてしまった音楽を、次にやろうとするには大変なエネルギーがいります。

最近は定年してからまたバンドし始める人たちもいますけど、その年代年代によって輝ける瞬間もやりたい音楽も違うし、なにより出来ることが違います。中には若い頃お金がなくてできなかったから、と定年後に始める方もいますので一概には言えませんが、できることなら若い時に始めたことは継続してもらいたいです。

ではどうしたら継続できるか?

一言でいいましょう。

「音楽への執念」

これのみです。

細々になってもいいのです。出来るときに、出来ることをやっていくのです。続けることで経験も積めて仕事以外の角度から社会を眺めることもできます。趣味(音楽)って実はタダの遊びじゃないんですよね。趣味で出会った人たちは、職場での立場や年齢は一切関係なくお付き合いできて、また色々な年代の方の考えを聞く機会が沢山あり、貴重なひとつの社会です。私はよく、職場で悩んだことを年上の方に相談したりもして色々助けられました。逆に私が年下にアドバイスすることもあります。こういう社会って、会社の人間関係よりも実は大切にしたいところですよね。仕事忙しくなって音楽やめよか、続けよか・・是非焦らず結論を出してみてください!

ピアノというパートの苦難

私はピアノ(キーボード)をずっと弾いてきて、かれこれ30年以上になります。大した腕はありませんが・・・。色々な現場でピアノを弾いてきました。ドラムとピアノというのは、運命的に用意された楽器を使用する場合が多く、特にピアノはほぼ100%間違いなく現場の楽器をお借りするということになります。(あくまでジャズの場合ですけど)。なので、サイアクの場合当日現場に行くまでピアノなのか、電子ピアノなのか、鍵盤は88鍵あるのかよく分かりません。ひどい時にはいざ行ってみたら、打ち合わせがうまくいっておらず鍵盤そのものも無いという場合も!私は過去2回そういう経験をしました。そういう時は当然楽器が無いので私だけメンバーとして演奏することが出来ません。

最近はそういった経験を活かして電子ピアノであるのか、生のピアノであるのかを事前に必ず確認しています。そこまで確認していてもピアノは厄介なもので、いざ現場に行くと、電子ピアノのアンプが無いとか・・・(笑)ピアノがグランドピアノでフルコンだったりとか・・(笑)こだわりはありませんが、ピアノはグランドとアップライトでもタッチが全然違いますし、グランドピアノでも大きさによってキーの重みが違っていたり・・・。

そもそも私の普段の練習が電子ピアノなので、普段からいろんな楽器を想定して練習はしていますが、対応しかねる場合もあります・・・。生のピアノを使うようなバンドの場合、ピアニストは現場での素早い対応ができるといいでしょう。少なくともジャズの場合、88鍵は必須ですね。

演奏のオファーをする側が音楽に詳しいとは限らないので、当日のトラブルを避けるためにも必ず事前に音響の有無、ピアノやドラムの有無を確認するようにしましょう。

私が経験したピアノの中にはある特定の音が出ないもの、弦が切れてしまったもの(!!)、全く調律していないもの、明らかに全然使っていなかったであろうピアノ・・・等があります。

色々なピアノと出会うと色々な勉強になります。対応力も見につくかもしれないですね。クラシックのピアニストだとこんな経験はできない可能性が高いから、私は本当に貴重な経験をしていると思っています(苦笑)

同時に、主催者の「ピアノ」に対しての考えも分かるので面白いですよ♪音楽を良くわかっている方だと問題ないのですが、そうでないと結構厄介です。

鍵盤楽器は自分のものを持っていければサイコーですが、そうでない場合は対応力が求められます。トラブルにならないためにも、必ず事前の楽器確認をしましょうね。

ヨーロッパのジャズについて

非常に狭い範囲の話になってしまいますが、私の大好きなヨーロッパのジャズについて自分なりの解説をしたいと思います。

ジャズはアメリカが発祥の地です。ニューオリンズと聞けば、大体の人はぼやっとでも分かるくらいジャズで有名ですね。昔からの伝統のルーツジャズ(ニューオリンズジャズ)を今でも大切に守り、パレードしたり、プリザーベーションホールでは今でもミュージシャンによって演奏されています。一方、そこからヨーロッパに渡ったジャズはどうなったのでしょうか?

ヨーロッパはご存知クラシック発祥の地。クラシック、と言いますが以前書きましたが当時ヨーロッパではクラシック(古い)ではなく、最新の音楽でした。クラシックはヨーロッパの人にとってはいまだにポップスと同じような感覚で、街角でストリートミュージシャンがクラシックを普通に演奏しているくらいメジャーなんです。そんな、クラシックが土台にあるヨーロッパにジャズが流れ込んできたとき、クラシック的な要素と融合したジャズは、アメリカのジャズよりも「より音楽的」に洗練された音楽として生まれ変わりました。

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特にヨーロッパのミュージシャンは洗練されている!

私のイメージとしては、アメリカのジャズは「感性」「ガチャガチャしている」感じです。一方、ヨーロッパのジャズは「優雅」「理性的」「クラシックのようでジャズ」といった感じ。

同じジャズなのに、アメリカで聞くものとヨーロッパで聞くものが違う!ということ。また細かいことを言ったら、アドリブのフレーズも違うんです。ヨーロッパは全体にメロディックで色彩感覚が強いイメージがあります。一方アメリカは少し雑かもしれないけど感性が抜群。ノリノリです。それぞれの歴史(バックグラウンド)が違うだけで、同じ音楽でも変わったものになってしまうのが、すごく不思議な感じですよね。

日本のジャズもイメージがまた異なります。日本のジャズは世界的にみると全体にこじんまりした印象が強いです(あくまで私の中のイメージですけど)。世界で活躍したり、本場で揉まれてきたミュージシャンが日本には少ないことが要因かもしれませんね・・。

同じ曲を演奏しても国によってそれぞれ特徴が違うので、それらを聴き比べするのも楽しいかもしれませんね~!

ライブを実行するときに準備すべきもの

バンドも軌道に乗ってきて、イベントに参加するだけでは飽き足らず、自分たちのバンドのライブをしたいな!と思ったアナタ!是非、思った時に実行するのが良いでしょう。やってみましょうライブを!!

ではライブをするにあたってどんなことに注意すればいいでしょう?

まずは会場。

アクセスに便利なところで、ライブハウスやホールは地元にありますか?普段ライブハウスを運営しているところは、当たり前ですが大体貸料金が高めで飲み物とかと抱合せて欲しい等という場合もあります。事細かに備品に対して貸料金が設定されている場合もあり良く調べる必要があります。一番いいのは知り合いのツテなどで借りてもらうケース。たいていそういう場合はディスカウントしてくれるし、何かと良くしてもらえる場合が多いです。

値段的に一番安いのは公共施設です。私の地元には市が運営しているスタジオやホールの施設があります。本当に格安で、大体3時間で3000円程度で借りることが出来ます。駅からも歩いて行ける上、照明設備も整っていて最高です。そんな条件の整った会場が見つかれば最高ですね。

まずはよく調べてみるのがいいでしょう。

会場が決まったら、次は宣伝ツールであるチラシ・チケットの作成。また、SNSによる拡散も有効です。チラシはネットで注文すれば非常に安価に作成することができるので活用しましょう。チケットはPCで作成することもできますね。オリジナリティあふれるものにして、デザインも自分たちのバンドをイメージしたものにするためにみんなで意見を出し合いましょう。

さあライブだ!
さあライブだ!

集客にあたって、やみくもにチラシを楽器屋さんなどに置かせてもらうだけでなく、知り合いや友達等にも呼びかけて是非応援してもらいましょう。当日の受付等は自分たちでできればいいのですが、音楽に専念するため誰かに頼むのがベスト。演奏心配なのに受付もして・・・なんてことしていたら、本番は上手くいかないからです。

当日の演奏曲は自分たちのやりたい曲はモチロン、来てくれた人が喜んでくれるような曲も盛り込んで、トークは軽やかに。えーっと、えーっと・・・では話が進みません(笑)トークする人は前日までに大体話する内容を決めておくといいでしょう。私の経験上、歌うたう人がトークというのはとても神経を使います。

誰がトークするかも重要ですが、さらっと緊張せずに話ができる人が最適でしょう。トークの中には必ず来て下さった方に対して感謝の気持ちを伝えましょう。そうすることで必ずバンドの応援をしてくれます。

ライブには色々な準備が必要だということがこれで分かりますね。

経験を積むことの大切さ

何でもそうですが、経験は大切ですよね。いつも家や練習場で音出しているだけでは音楽活動とは言えないし、経験も積めません。自分の満感だけで楽器を触りたいならそれでいいと思います。でも、せっかく音楽やり始めてバンド結成したなら、披露する場は欲しいと思うのは普通でしょう。

ではどうしたらそういう機会が得られるでしょうか?

簡単なのは楽器屋さんで色々なイベントの情報を入手する事。これはテッパンですね。地元の音楽情報が一番収集できるのは、地元にある楽器屋さんや市や県が発行している情報誌、SNSの掲示板等です。アマチュアバンドの出演者募集!などという言葉が見えたら、詳細な応募資格を確認して是非チャレンジしてみましょう。イベントによりけりですが、事前の音源提出によるオーディションのあるものや、書類審査があるものもあります。ほとんどはそこが第一歩ですが、中にはイベント主催者とのツテ(紹介)でイベントに参加できる場合もあります。以前お話した、人脈がここで生きてくるわけです。色々なつながりを持ってバンドアピールの種まきをしておけば、意外なところで誘っていただけるチャンスもやってくるわけです。

そんなこんなでイベントに参加できることになったら、それはもう必死に練習しましょう(笑)小さなイベントであろうと、大きな舞台であろうと関係ありません。聴く人は音楽だけでなく、それまでの努力も全部受け止めて聴いています。結果がどうであれ、努力したという経験はなによりも次のステップへの土台になって行きますから!努力→実践(演奏)→反省→ステップアップ・・・と、順調に踏んでいった先に、プロへの道がついていくのです。

勿論、今バンドをやっているからと言って別にプロになりたいわけじゃない・・と思っている人も沢山いるでしょう。そういう場合も是非、人前で演奏する以上はそういった努力や向上心を持って臨んでいただけると幸いです。

聴く人にとっては、アマチュアかプロかは関係なく、良い音楽かどうか?が大切なのですから。

私の知り合いに、会社を経営しながら演奏活動している人がいます。その人はアマチュアながら、プロからご指名してもらえるくらいすごい腕を持っていて、サラリーマンながら、ミュージシャンとしても活躍しているのです。普通サラリーマンだけでも大変なのに、会社経営しながら・・・しかも楽器演奏。ちょっと考え難いですが、やろうと思えば可能なのを彼は証明していますね。

女性の私からするとうらやましい限りですが、両立できる環境が整っていることも可能な一因であると思います。どういう着地点であれ、人前で演奏する経験を積むことで自分が磨かれ行くのは間違いないでしょう。

音楽を続けて行くためのハードル

何が・・・?とお思いでしょう。

私は15歳くらいの時から人前で演奏しています。ずっとアマチュアですが、プロに負けたくないという気持ちだけはあります(笑)これまで色々なミュージシャンと出会い色々なご縁もいただきました。中には私と初めて出会った時はまだまだ駆け出しだった人が、あっという間に私を追い抜いて、ついにはとあるメジャーレーベルからCDデビューしてしまった人もいるんです。

お名前は明かせませんが、その後某交響楽団と共演したり、アメリカに渡って絶賛されたりと、非常に輝かしい功績を着々と作っていきました。

今ではとても尊敬している女性であります。

基本的に女性は何をするにも不利だと私は思っています。だからキャリアウーマンとして仕事をしながら、音楽でデビューしてしまった彼女をとても尊敬しています。では、なぜ女性は不利なのでしょう?

女性は結婚や出産があったりするだけでなく会社ではどうしても男性よりは劣って扱われてしまうのが日本の社会だから。いえ、決してそれをを恨んでいるわけでは無いのです。ただ、まだまだ日本はそういった昔の流れから脱するには至っていないなぁと思っています。

会社で男性と対等に仕事をして、しかも仕事以外の沢山の音楽活動での努力ができるなんて、本当に尊敬できますし奇跡に近いことかなと。

男性ですら、若い時はバンド活動やって頑張っていた人の大半が仕事の都合や結婚を理由に辞めてしまうことが多いです。せっかくそれまでやってきたのに、とても残念ですね。いつかは又と思っている人も居るのでしょうけど、その歳にしかできないことや思いがあるので、私からすると本当にもったいないりです。

先日ご近所の奥様と知り合いになって、色々話していると彼女も元々、バイオリンを弾いていたとか。でも、結婚して子供も出来たから全然やってないのよ、というのです。女性の場合、子供だけでなくご主人のこともあるので現実すぐに音楽復帰は難しいかもしれませんね。

私は夫もおり子供もおりますが何とか細々とやっとの思いでここまで音楽活動を続けることが出来ました。これは周りの理解があったからで、そうでない場合が普通だと思っているので、もしこれから結婚されても音楽続けたいと思っている女性の方は、その音楽活動に理解ある方と一緒になることをお勧めします!

音楽ジャンルに境界線はあるのか

クラシック、ポップス、演歌、ロック、ジャズ、R&B・・・・・・・

世の中には本当に沢山のジャンルの音楽がありますね。人によって好きなジャンルは違うし、そのジャンルの中でも好みは様々です。

では、これらのジャンルに境界線てあるのでしょうか?

当然ながら、違うジャンルであるというだけで境界線があることになりますが、私は広い意味では、音楽に境界線はないと考えます。

こんなこと言ったら、非難される気もしますが(笑)

何故か?全部にドレミファの音階が使われ、それらの音を駆使したものであるからです。極端だな~。と思われるかもしれませんが、ズバリはそうでしょう。音楽ジャンルで差別する人は、個人的にはご遠慮したいところです。全ての音楽には共通点があり、結局は「いい音楽」かそうでないかだけなんです。

私はジャンル関係なく音楽が大好きです。たまたま縁がありジャズを演奏しているだけです。なのでテレビから流れてくるメロディーの影響も受けますし、演歌でも素晴らしいと思う曲があります。演歌はアメリカで言う「ブルース」なので、R&Bにつながるところもあって追及すると面白いですしね。クラシックは私の中では音楽のルーツであり、最も洗練された純粋なものです。

音楽に堺はない!
音楽に堺はない!

「クラシック」というと、堅くて敷居が高いイメージがあると思いますが、クラシックの全盛期当時からする流行音楽であり、今でいう嵐やSMAPと同じ感覚だったんでは無いかと思っています(また、非難浴びそう・・苦笑)。

今となっては「クラシック」(古い)音楽かもしれませんが、当時は最先端だったわけです。だから、クラシックはこんな風に演奏しなければいけない、などという固定観念は私には全くありません。意外なことに、クラシック発祥のヨーロッパの方々も同じような考えを持っているようです。音楽は自由であり拘束されることがない、という考えは大好きです。ヨーロッパでは路上ライブでクラシックをやっている人も沢山いるんです。日本ではちょっと考えにくいですね。

なぜ日本このようにでクラシックに堅いイメージがついてしまったのかな・・と少し残念に思います。私のバンドのドラマーはパンクロックバンド出身です。ジャズとは無縁?と思われがちですが、彼が言うにはジャズとパンクは似ているそうです。そう聞いてすごく嬉しく、私のボーダーレスな考え方はあながち間違っていないのではと確信に近づきました。

海外のミュージシャンは日本人ほど音楽を分けて考えていないので、ジャズのアドリブでちょっとしたポップスのメロディーを入れてみたり、民謡が入っていたり・・そういうのを聴いてしまうと、海外ミュージシャンの器の広さをまざまざと感じますし、自分もそうでありたいと強く思っています。

皆さんもいい音楽はどんどん吸収して、ジャンルにとらわれないあなただけの音楽の世界を作ってみてはいかがでしょう。

音楽を魅せる=見せることも大事

音楽なんだから、演奏さえしっかりしていればいいでしょう!

勿論そうです。音楽がしっかりできていなければもともこもありません。でも、「人前で演奏する」ということはしっかり音楽を演奏できるのは当たり前のこと。路上演奏している人の中には、それが練習を兼ねている人もいるでしょう。そういう人も悪くはありませんが、要は「音楽がしっかりできて当然」という気持ちを持っていることが大切なんです。

脱線してしまいますが、日本は「将来応援型」のミュージシャンが多いですね。多少できないところはあるけれど、事務所がうまく売ることでお客様に応援していただき育っていく「育成型」といった感じのミュージシャン。イケメンだけど歌はちょっと・・・でもイケメンというだけでファンがついて。歌はいまいちだったけどそのうち揉まれて上手くなっていくパターン。音楽は圧倒的に有能な演奏を除き、単に演奏が上手いだけでは物足りないんです。

特に今の時代はメディアツールがたくさんあって、テレビはモチロンYOUTUBEやニコ動、音楽そのものも大事ですが、音楽を演奏している映像を「見る」ことが多いですよね。視聴者がまず目で「見る」ということは、視聴者に「見せる=魅せる」ことが必要。目に留まる、ということです。

勿論先ほど言いましたビジュアルも大事ですが、何より「カッコイイ」音楽なんだ!ということを主張して見せる演技も必要なんです。ビジュアルがイマイチでも、そういう気持ちを音楽だけではなく演技等全体で表現することで、自分の主張したいことへのインパクトがより一層強まり、視聴者も釘づけになるのです。

ディズニーランドの従業員を見てください。一人一人がその世界の人間になりきって、徹底した演技をしています。楽しい、嬉しい、というのを体で表現していますよね。そこへ行ったゲストは皆、その人たちを見て楽しい気持ちになります。聴き手を意識すること・・単純にそういうことなんです。

ロックであれ、パンクであれ、ジャズであれ・・・・共通です。自分の音楽の世界観を表現できるようになろう。と思えば、まずビジョンを考えて、伝えるにはどうすれば一番分かりやすいかをよくよく考えてみるといいでしょう。